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    2019/02/04
    元Google人事育成統括部長が告ぐ!その“がんばり”は逆効果?「7時間好きなことをして、1時間集中する」働き方のススメ
    ピョートル・フェリクス・グジバチさんの新刊『ゼロから“イチ"を生み出せる! がんばらない働き方』 (青春出版社)が1月9日に発売された。本著書は、元Google人事育成統括部長による、Googleスタンダードの10x(倍)の成果を出す考え方をまとめた一冊。Googleはなぜ仕事が速いのか?そして、あなたのその“がんばり”は逆効果かもしれない?日本に18年滞在している著者が、特別なITスキルや専門知識がなくても実践できる、世界最先端の働き方を公開する。

    本TUBE編集部×ピョートル・フェリクス・グジバチインタビュー
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    ――冒頭から「私が皆さんに今一番お伝えしたいのは頑張らないでくださいということです」とあります。

    そもそも、頑張るとはどういう意味ですか?英語とか、私はポーランド人ですが、ポーランド語に直訳がないんですね。結局頑張るというより結果を出すというのが大事なんです。8時間頑張るというのは会社にとってどんな価値があるというのか、自分にとってどんな価値があるのか。最終的な評価は結果によるんです。

    ――どうやったら頑張らなくても結果を出せるかというと、頭に余裕を作ると。

    「考える時間がアウトプットを出す時間より長い」というのは、成功したプロジェクトや仕組みの特徴でもあるんです。もう一つはやっぱりハイパフォーマンス状態に入ることが大切。最近スポーツの心理学でゾーンとかフロー状態という話がある、フロー状態に入るために落ち着きが必要になってきます。おそらく8時間働くというより7時間好きなことをやって1時間集中してパフォーマンスを出せばそれでいいんじゃないでしょうか。

    ――日本人は「24時間戦えます」という言葉で生きてきたんですよ。それを変えるっていうのはどうしたらいいですか?

    待つしかないですね。ミレニアル世代というのは全然違う考え方を持っていらっしゃる。アウトプット重視で、自分のワークアンドライフバランスを凄く大切にして、デタラメ許せない人たち。彼らがそろそろ管理職になって会社を良くしていくというのが僕の希望ですね。

    ――そうするとやっぱり優秀な人材の海外流出っていうのも気になってきますが、日本で引き止めることもできます?

    できると思います。今のテクノロジーの進化によって、どこで働いているかは段々意味がなくなってるし、働く時間も関係なくなってくる。その中で、自分の指標をいかにしっかり理解した上で、世界にもたらしたい価値「自分のgive」と、得ようとしている基準「自分のtake」バランスさせていく。これが一番大事な仕事ですね。

    ――社会にもたらすインパクトっていうのはどういう風に自身の中で考えて、判断していけばいいんですかね?

    自分がもたらしたい価値にひたすらに信じていくということですね。例えば自分が一番怒ってる、自分がムカつくと思ってる社会問題を自分で認知してそれを解決していくようなゴールを立てれば、より高いインパクトを世界にもたらすことができます。

    ――自分が怒りとか不満を持っているところっていうのは、他の誰かにとってもおそらくそういう部分でもあるから、それを解決していくとそれはインパクトになりそうですね。ちなみに、ご自身の会社内でも「頑張らないで」と言ってらっしゃるんですか?

    頑張るとか頑張ったとかということは経営者の立場では全然興味がないんです。

    ――従業員の方はご自身の一日のタイムスケジュールをどういう風に組んでいるんですか?けっこう休憩しっかりとっていたり、瞑想の時間があったりとか?

    好き勝手にやっていますよね。最終的に結果を出したかどうかというのが大切ですね。

    ――ToDoリストを筆頭とする目の前の作業をこなすことで占めていた頭を断舎離して、頭の中に余裕を作らなければ新しい価値を生み出せないんだと気づかせてもらえる一冊です。ありがとうございました。


    ■ピョートル・フェリクス・グジバチ
    ポーランド生まれ。2000年に来日し、ベルリッツ、モルガン・スタンレーを経て、2011年、Googleに入社。アジア・パシフィック地域におけるピープル・ディベロップメント(人材開発)に携わったのち、2014年からはグローバル・ラーニング・ストラテジー(グローバル人材の育成戦略)の作成に携わり、人材育成と組織開発、リーダーシップ開発の分野で活躍。2015年に独立。現在はプロノイア・グループ株式会社代表取締役/モティファイ株式会社取締役チーフサイエンティスト。プロノイア・グループにて、企業がイノベーションを起こすため組織文化の変革コンサルティングを行い、その知見・メソッドをモティファイにてテクノロジー化。2社の経営を通じ、変革コンサルティングをAIに置き換える挑戦をする。著書に『世界最高のチーム』(朝日新聞出版)、『人生が変わるメンタルタフネス』(廣済堂出版)などがある。
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    本編では、この他にも質問やトークが盛り沢山、そして普段は見ることのできない作家さんの表情も楽しめます! 完全版が見たい方は、ぜひインタビュー動画をチェック!
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